<イベント開催報告>2021年7月13日(火)
「第一回 諏訪広域 ゼロカーボン実現に向けて」を開催いたしました。
7月13日、協会として初めてのイベント「第一回 諏訪広域 ゼロカーボン実現に向けて」を諏訪市のRAKO華乃井ホテルにて行いました。当日は正会員をはじめ、普段より様々な形でご支援くださっている皆さまや地元企業の方に出席頂き、総勢30名の方々にお集まりいただきました。
今回のイベントは、協会立ち上げ初年度の取組として、本協会に参加頂いている企業及び個人の方の連携や協業の促進を目的とし、第一部でゼロカーボンに向けた様々な取り組みが発表され、第二部では登壇者たちが地域の脱炭素化に向けた想いや意見をパネルディスカッション形式で交わしました。
尚、開催にあたっては新型コロナ感染対策を最大限に行い、会場参加が難しい方のためにオンラインでの配信も併せて行いました。
参加者の皆さまからは「諏訪の地域で脱炭素化が進む機運を感じた」「次回はもっと交流の場を設けて欲しい」などの感想を頂き、現在協会では第二回の開催を計画しています。
内容詳細は以下の通りです。
<当日プログラム>
<パネルディスカッション>
ここでは、諏訪に深い関わりがあったり循環型社会創出に意欲的である方に登壇頂き、パネルディスカッションを行いました。
パネラー
増澤 孝介さん (セイコーエプソン株式会社)
小林 光先生 (東京大学 客員教授)
高橋 大輔さん (シナネンホールディングス株式会社)
竹下 光雄さん (株式会社⾧大)
(左:東京大学 客員教授 小林先生、右:セイコーエプソン株式会社 増澤さん)
(左:株式会社⾧大 竹下さん、右:シナネンホールディングス株式会社 高橋さん)
「脱炭素・諏訪」をキーワードにお話しいただいた一部をご紹介します。
増澤さん:「もともと明治時代終わりごろ諏訪地域ではバイオマスの元祖といわれる養蚕が盛んでし
た。 歴史を振り返っても自然環境・バイオマス・産業が繋がるというミラクルが重なった珍
しい地域です。諏訪地域はバイオマスに関して林業・農業にも適している、様々な可能性を
持っている地域だと思います。」
高橋さん:「もともと地域創生といった課題には興味がありました。地方創生・エネルギーという点では
バイオマス発電が有効であると考えられます。地域の廃棄物を使ったバイオマス発電は可能性
を持っていると思いますし、想いとしても取り組んでいきたいと考えています。」
どんな人たちが、どんな思いで、どんな形で諏訪に関わりを持ち今後どんな風に関わっていきたいのかを知る貴重な機会となりました。その思いや関わり方は本当にさまざまで、事業であったり、諏訪に由縁ある方の話を聞くことで、諏訪広域脱炭素イノベーション協会という組織に深みや奥行きをつくりだし、将来への希望を感じることができました。
<最後に>
締めに参加者全員で写真撮影を行いました。
(※写真撮影時のみマスクを外させていただきました)
事業報告会の内容は以上になります。
少しでも会の臨場感が伝わったのであれば幸いです。
最後に、今回事業報告会にお越しくださった方々をはじめ、
日頃より諏訪広域脱炭素イノベーション協会を支えてくださる
正会員、ご寄付いただいた個人の方・法人会員の皆さま、
様々なかたちでサポートしてくださる皆さまに改めて感謝の気持ちをお伝えさせて頂きます。